ミニマルヘッデン – 夜のランニングを小型ヘッドライトで安全に
最低限(ミニマル)のヘッドライトについてです。
冬が近づくと日暮れも早くなってきて、夕方のランニングも夏に比べると「暗いなぁ」と感じるときが増えてきます。
街灯があるとはいえ、安全に走るためには、暗い地面を見やすくする他、周囲に自分の存在を知らせることも重要です。そんな時はランニング用に使用できる小型ヘッドライトが役立ちます。
私の使っているライトは下記の3種類、それぞれに特徴(長所と短所)があります。

いずれも帽子のツバにつけて使用できる範囲のものです。
光量は左から順に弱くなり、重量は右から順に重くなりますので、どれが一番相応しいかは、使うシーンによります。
明るい街中では、一番右側のライトが、最も軽量で使い勝手が良いです。
旅行先や街灯のほとんど無い田舎道なら、一番左側のがかなり明るいので心強いです。
ただ、その分重さは重くなります、キャンプや夜釣りならこのくらいでも良い感じ。
こんな感じで、帽子のツバにつけて使用します。『キャップライト』なんて呼んだりもします。



軽量のランニングキャップのツバにつけて走るなら、1オンス以下が快適の目安になります。
ちなみに、1オンスは約28グラムです。
1オンス以下であれば、帽子のツバにつけていることが、気にならないくらいです。
一番右端のが25グラムなので、ランニングにベストです。



真ん中の物は若干重さを感じます、上のキャップにつけている写真でもなんとなく伝わるかと思います。一番左の物はバンドも付属していますので、バンドで使うのが良いのですが、汗を多くかく方ならオススメしません、かなり煩わしいです(笑)これはまだバンドが外せますが、バンドが外せないものもあるので(どうやって洗うんだ)、選ぶ時は気をつけましょう。
あくまでランニングがメインなら、ヘッドライトは軽量の物にしましょう。その代わり、明るめの道を選ぶとか、他の反射板と併用したりするのが良いと思います。ランニングメインなら、重さが気にならない1オンス以下がオススメです。
走る環境を変えられない場合は、環境に合わせる必要があります。重さには多少目を瞑って、安全が維持できるライトにしましょう。もしもトレイルランなど明かりの無い山道に入るなら、最低限左端のものくらいは必要です。右のものは光量が弱く、夕暮れが近づいた山中では行動に支障がでます。
値段はどのくらいかというと、1,500円〜3,000円くらいのものが多いです。
Amazonだと下記のような感じです。
↓上の写真の左端のもの
キャップライト 充電式 ヘッドライト 【900ルーメン・4〜70時間連続点灯・無段階調光・赤色サブライト搭載・180°角度調整・IPX4防水】
¥2,799 税込(-30%価格 ※2025/11/14調べ)
↓真ん中の(31g)のものと同タイプ
キャップライト LED cob usb充電式 type-c 超軽量
¥1,300 税込(※2025/11/14調べ)
↓右端の最小(25g)のものと同タイプ
充電式 キャップライト 帽子ライトクリップ
¥1,580 税込(※2025/11/14調べ)
(Amazon に同じものが見つからないものは、似た様な重量と光量の物を『同タイプ』として選んでいます。)
あと、運動にはつきものの汗については、使用後にサッと水道水で流して乾燥しておくのが良いです。汗には電化製品にとってヤバいものがかなり含まれていますので、さっさと流しておきます。防水性能については、汗や小雨程度までならIPX4、大雨でも使用するならIPX5以上です。ただIPX4もIPX5もスペックからくる安心感ほどには大差がないことが多いので、こと運動に使うものについては壊れたら買い換えられる値段のものがオススメです。
選ぶ時は、必ず「どういう時に使いたいのか」を考えて買うのが大切です。
高スペックのものが必ずしも良いとは限りません。物にはそれに相応しい場というものがあります。「大は小を兼ねる」という言葉は、あくまで『大』を使う者のかなりの知恵や工夫があっての場合であって、そのまんまではなかなか兼ねません(笑)ですから、使う『目的』か『環境』のいずれかをまず選んで、優先順位づけをしてから、それに適合する物を選ぶことが大切です。(軽くて明るくてバッテリーの持ちも無限大というモノは存在しませんから)
ちなみに、私の持っているライトの『大』は、800000ルーメンのヘルメットにつけるような物です(写真、下記)。光量は原付ライトなみなので、明るめの街中で使ったらオーバースペック通り越して、周囲の迷惑にしかならないこと間違い無しでしょう(笑)黒いメッシュネットでもライトに被せたらなんとかいけるかな・・・でも、まぁ特別な理由が無いのなら、街中用には『小』を用意することをオススメします。


この『大』なライト、登山(ナイトハイク)や山奥でのキャンプ、ツーリングでの夜間トラブルで車やバイクを修理する時には重宝します、ってか真っ暗闇ではライトが生命線になります。コスパも良いので壊れてもいいやで使い倒せます。ただライトのON/OFFスイッチがプッシュ式なので、持ち運び時に雑に入れると、バッグの中で点灯の恐れがあるので、それだけは注意w
ちなみに Amazon にあります↓
LED ヘッドライト 実用点灯30時間 800000ルーメン
¥3,399 税込(-15%オフ価格 ※2025/11/14調べ)
さぁ、これから冬に向かうランニング。暗くなってきたら、ライトで安全を維持しましょう。みんなでサイクロップス!(なんだそれ)それではまた、TTでした!