BIKEで音楽(自作タンデムアンプ)

渋滞でヒマな時って結構あるんです。そんなときに音楽聞けたらな〜って思ってつくりはじめたのがきっかけでした。今では2つのヘルメットにマイクとヘッドフォンがついています。
自作アンプの中身はELKITの、2モードアンプ(KPS-3224)と、マイクアンプ(NT-5)です。コンデンサマイクを使ってるので、それに必要な回路は簡単なので自作です。アンプはジャンパ線でステレオとモノラルに切り替えれるキットでした。ステレオ仕様にしてあります。もう生産終了してるのかな…。親切なキットなのでハンダづけと、ケースやスイッチを自作したりできれば、わりと簡単。秋月の、東芝TA8207Kステレオオーディオアンプキットも作って、タンデムアンプの方で使ってみてたんですが、そちらは出力が大きい方がむいているみたいだったんで、今は取り外して車で使っています(車はオーディオ無しだったんで、スピーカーは部屋の壊れたコンポのスピーカーばらして車のドアの内張を剥がして中に入れました。アンプが12Vまで対応だったのでシガープラグをつけて電源とってます。音も大きくてそこそこ聞けてます)。左の写真はKPS-3224と入れ替えたあとのものです、ヘルメット内で聞くにはこの(KPS-3224)方がノイズ少なくて愛称が良かったです。
で、コレ、2コあるうちの後から作ったアンプです。箱から出てる太い線がコントローラーで、先端にボリュームとスイッチ。

グローブをはめたまま音量調節やマイクスイッチのON/OFFをしたかったので大きめです。本体をウエストバッグに入れて使ってるので、そのベルトにかけれるフックを裏につけています。しかしフックの強度が弱いせいかちょっと使い勝手が良くない。要改良だな。細い線はステレオジャックで2つあります。だいたいiPodやラジオ(道路交通情報)を繋いでいます。

ジャックは2コあって1コはタンデマー用です。構造は単純でマイクアンプひとつへ、2つのヘルメットからマイクが繋がり、それを外部入力用のアンプでいっしょくたに増幅して、2つのヘルメット内のステレオスピーカーへ単純に分岐させて聞いています。それぞれに増幅部が必要だと思ったんですがやってみたら使えたので、そのまま使ってます。ただし基本的にソロツアラーなもんであんまし出番ないですね、ハハハ…
スイッチ部を拡大したものです。

上がメインスイッチ、横に通電中(ON)を示すLEDをつけてます。下はマイクスイッチでONにすると通話できます。会話は常時双方向で、マイクスイッチがONの間は外部入力の音楽などは小さくなります(そうなるように設計したわけではなく勝手に小さくなるようになっただけですが…)。OFFでマイク音声は切れます。赤の丸いツマミはボリュームです。
ヘルメット部はこんな感じで、安いコンデンサマイクがついています。本体はバラ売りのステレオジャックのカバーを切って流用しています。

イヤーパッドをはずすとこんな感じです。


中にヘッドフォンからばらしたステレオスピーカーが入ってます。へこみを作ってハメコミになっているので外して洗えます。
外から見るとこんな感じ。チョロッとジャックが出ています。昔は8ピンだったのですが、そんなにいらないのでスマートな6ピンになってます。

初期の8ピンジャックの全装備です。

2台目と違ってジャックは1コのみです。見た目あまりわかりませんがジャックが太いです。このアンプはジャックを6ピンに変えていまだに現役で使用中です。


側面(写真では上になっているとこ)に、ボリュームとスイッチが2コついています。1つはメインスイッチで、もうひとつはFMトランスミッタの送信スイッチです。マイク音声をちょっと遠くへ飛ばす用です。

これはイーサーコードを試したとき。なんかやってみたくて。



4スピーカーで2つの外部ラインから音声を聞けました、10ピンあるので余裕です…。ただ、配線が非常に面倒なのでした。スピーカーはSonyの結構いいやつをバラしてつけてましたが、軽いノイズと強度不足で結局却下(スピーカー全部鳴らしたら五月蝿かった)。もとに戻しました(笑)