GX100を掃除してたんだけど赤外用に改造してしまった


取り出したレンズユニット。
(※レンズユニットを分解する前行程の分解については、前回書いた「GX100のお掃除 」と同じです)

裏からネジを外すと横から開きそうだったので外してみます。

上に見えるのがセンサー部です、写真でははぐった部分をそ〜っとひっくら返してます。真ん中に写っているのがシャッター部分、ここへレンズ繰り出し時は左から小さいレンズが降りてくるようになっています。このレンズ、むき出しなのでかなり汚れていました。
センサーにはローパスフィルターらしき薄いガラスが2カ所で点づけ接着されています、この隙間からもセンサー部へ埃が入っているようなので外して掃除しました。

何度か組み立てて試しに撮影してみると、埃は減ったもののまだボヤけた埃がありました。ズームレンズの中のようです。もう嫌です(笑)
レンズシャッターを外してみると、ズームの後側レンズはスプリングで固定されている模様…なんか嫌な予感がしましたが新調に記憶しながら分解していきます。案の定、元に戻すのにてこずりました。今回の分解清掃でもっとも時間がかかった部分です。
(このカメラに関しては、ほんっとに分解修理することをオススメしません。手こずる事間違いなしです、マゾな人だけどうぞといったところが感想です。)

組み立てた後。
小さいカメラなので、まぁ予想はしていたのですが、かなり組み立てが面倒でした。ローパスフィルターは外して保管しておきました。しばらく赤外線写真用に使ってみようかと思ってます。

試しに撮影です。赤いセロテープ。モノクロで撮っています。

赤が過激に写ります(カラー)

普通のモノクロです(白黒)

モノクロモードでレンズの前にサングラスを置いてみました。フィルターがわりです。(簡易赤外白黒モード(笑))

縁側に置いてあったオクラの種。
オクラってなったまんま、ほっておくとこんな風にカリカリになって中に正露丸みたいな種がたくさんできます。来年、またこれを巻きます。

緑や雲のコントラストが繊細に写ります。これオモシロイや。しばらく楽しめそうです。
作例はこのブログで載せてます。