コンタクトのベースカーブってなに?

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ふだんはメガネ男子ですが、コロナ禍でマスクをつけることもあり、最近ではコンタクトも使っています。ワンデイでも良いのがでてきて結構便利な時代になりましたね。

さて、コンタクトでレンズの箱の横とかにちっさく「BC」って表記があるのを見たことがあるでしょうか?

下の画像では8.6ってあるのがそれです。

このBCはベースカーブといって眼球の曲線、カーブの値を表しています。

コンタクトを処方してもらうときは眼科で目を測ってBC値から適合するコンタクトを選びます。
ひとつの種類のコンタクトのBC値にってそんなに種類がないので結構アバウトだともいわれます。

後述しますが眼科やコンタクト屋さんにも全てのコンタクトレンズがあるわけでもないこともあって、複数の眼科さんにもお世話になりました。最初の眼科ではベースカーブ8.6のソフトレンズを処方されました、なんとなくビシッと見えないというか付けていると時おりまばたきで涙で浮いた感じというか何かしっくりこないなぁ…と思っていたのですが『まあ、そういうものですよ』とお医者さんから言われてしまうと「うーん、ではこんなものなのだろう・・・」と思ってしまい暫くはずっとそれを使っていました。しかし、まばたきする度にズレるというか、その度にぼやけるというか・・・。で、その後ご縁があって他の眼科さんで処方していただいたレンズはベースカーブが8.5でした。これはビシッと見えるし、今までのはなんだったんだ?というくらいに目に異物感もないし、それまでのものと比べるとぶっちゃけつけているのを忘れるほどでした。

その差、たったの0.1です。

まぁ、私みたいに敏感な部類の人間も少ないかもしれませんが、もしもあなたが今使用しているコンタクトレンズに違和感を感じるなら、可能であれば他の眼科に足を運ぶなりして別のメーカーのコンタクトレンズを試した方が良いと思います。

2022年現在、日本ではコンタクトレンズは主に眼科で処方されたものを使用します。しかしながら眼科によって取り扱っているメーカーは異なります、全てを網羅することは困難でしょう。更にコンタクトレンズのメーカーによって用意しているBC値が異なります。このため自分の目にピッタリとくるコンタクトを選びたいニーズに対してはかなりの制約があります。

そんな状況ですので、ピッタリのものを探すのはホントめんどうくさかったです(笑)

ですが、本当に ”お金や時間が許されるならコンタクトレンズは、ぜひ色々なものを試すことをおすすめします” ホンっとにコレ大事です、私は身を持って経験しましたので。だから声を大にして言いたい。見えにくいことで失った機会や時間はお金で買えません。

目にも見え方にも個人差がいろいろとありますし、コンタクトにもさまざまな種類があります、どこのメーカーが良いとか一概には言えないですし、可能な限り試すのがその後のコンタクトライフを快適にするといえます。

レンズ選びってスニーカー選びと似てるなって思いました。自分のピッタリに会えたらとてもハッピーです。もう少し日本も気軽にコンタクトを試せる環境が整うと良いんだけどなあ。

下記は今まで試したソフトレンズの1例です、忘れないようにからケースをとってあります。

ちなみに最近のジブンのお気に入りはアルコンの1dayのデイリーズトータルワンです(ちなみにBC値は8.5)
こいつすごくヨキです!