X(エックス)とMastodon(マストドン)

IMG_0085

エックスになった青い鳥のイラストを描いてみました(笑)

さて、最近居心地が微妙になってきたX(エックス)のせいか再び話題に上るようになったMastodon(マストドン)についてです。ちなみにマストドンとは、マンモスやゾウに似た約4000万年前から11000年前まで生存してたとされる原始的なゾウの類だそうです。

X(エックス(旧Twitter))とはユーザー目線ではどう違うのか、早速ですが始めながらみていってみたいと思います。これを機会にあなたもMastodon(マストドン)触ってみませんか。

Mastodon(マストドン)の始め方

Mastodonの特徴からいえば自前でサーバーを立ててアカウントを作成するのも含めて解説するのがいいのでしょうが、一般的にただ使ってみたいというだけであれば mstdn.jp にアカウントを登録して参加すれば良いです。

サイトにアクセスして「アカウント作成」から。登録画面を実際に見てもらえばわかりますが「ユーザー@mstdn.jp」という形式になっています。ドメインがサーバーを指しているので、同じユーザー名でも違うサーバーには異なる人が存在する可能性はありますが、まぁ普通に試してみるならあんまり深く考える必要はないです。

私のアカウントはこのようになりました。
@tea33331@mstdn.jp
(X(エックス)でのアカウントが@tea33331とか@TT70942967とかなので)

参加すると昔なつかしいTwitterに参加した頃を想い出しますね。

X(エックス)とMastodon(マストドン)の使い勝手の違い

  • 最大500文字まで投稿できる
  • 投稿は編集できる
  • お気に入り(いいね)の数は非公開
  • お気に入りした本人はお気に入りの投稿を一覧で見られる

大きく気になるのはこのあたりかな。

まずフォロワーもいない状態から使うと、特に自然だと感じたのは投稿の編集機能。X(エックス)では投稿してしまって間違いに気づいても修正できない、あえてそのように使いたい場合はいいけれども普通には困ることの方が多い。X(エックス)のBlueにある編集機能は修正版を再投稿するようなものだし、この辺りに頑ななのはアイデンティティといったところなのかもしれない。

いくつか投稿していくとぽちぽちお気に入りマークが増え出した。X(エックス)のイイネとは異なりお気に入りの数は公開されない。本当に気に入った人がブックマしていく感じだ。自分がイイネした投稿は自分だけが一覧してみれるところも普通のツールの感覚だ。

Mastodon(マストドン)を使っていくと感じるのは、X(エックス)がかなりある特定の目的に沿ってカスタマイズされたSNSだということだろう。普段X(エックス)を使っている時には自然に仕方ないこういうものだとスルーしていた点があったことにだんだんと気づき出した。Mastodon(マストドン)を使うことで、X(エックス)はこういうふうにだけ使おう、とか、この発信はMastodon(マストドン)だけでやろうとか、いろいろ浮かぶことになったのはとても面白いなと思った。

X(エックス)との違いは他にも…

  • 投稿時に公開範囲が設定できる(公開、フォロワーのみ、メンションのみ、から選択が可能)
  • ダイレクトメッセージ機能そのものは無い(上記の公開範囲を使用することで似たことは可能)
  • キーワード検索はない(ハッシュタグ、アカウント名は検索可能だが貧弱で使えない印象)
  • タイムラインが複数ある、主に使うのは投稿とローカルかな。
  • 独自サーバーを立てれる
  • 独自ドメインで自由にアカウントがつくれる

とか、いろいろある、がまぁ、それはもっと使ってみての先の話だ。

まぁ、そして最大の違いは、

  • 理不尽な凍結が無いこと

(笑)これじゃないでしょうか。

さて、まぁ冗談で締めましたが、とりま使ってみるといろいろな発見がありますね。とくに私がとても興味深く感じたのは、普段あまり深く考えずに使っていたX(エックス)の仕様がSNSとしてはかなり偏ったものであることに気付かされたところ。

異国を旅すると、育った国での習慣を再認識させられたり、妙なところに気付かされるように、異なるツールを使うことで日常を再確認できるのは、案外貴重な体験なのではないでしょうか。

それでは、また。TTでした。