Garmin Instinctのコースナビ機能はけっこう使えるぞ!(ガーミンインスティンクト&ヤマレコ山行計画)

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ランニングでも、登山でも人気の、ガーミンのスマートウォッチ。
なかでも、G-SHOCKのような、アウトドアフェイスのInstictは、結構な人気があるみたい。ジブンの周りでも、結構見るようになってきました。最近はInstinctにも、ソーラーモデルやアナログモデルが後継で出てきて、うらやましい感全開ですが、まだまだ初期のInstinctも使えますよ〜。

知らない場所でのランニングや登山では、ナビにスマートフォンを使用したりすることがあります。でも、スマホを腕につけるポーチで、画面を見ながら走るって、そこそこ疲れるし危ない。まして手に持って走るとなると、落としたり画面割ったり。

そこで、スマートウォッチで、ナビゲーションができたら快適でしょう!!

と、いう機能が、実はガーミンのGPSウォッチにはついていたりします。

今回は、最新のInstinct Crossoverでも、初期のInstinctでも、ランやトレイルに使える、便利なナビ機能の紹介です!!

さて、使用手順を箇条書きでまとめると、

これだけ!!
PCやネットとかに慣れていないと、分かりにくいと感じますが、順番通りやれば大丈夫。
簡単です。

それでは順番にやってみましょう!


ステップ1PCにGarminExpressをインストール

PCにGarminExpressをインストールします。
GarminExpressは、下記のガーミンのウェブサイトからダウンロードできます。
https://www.garmin.com/ja-JP/software/express/windows/

当初はWindowsのみの仕様だったようですが、現在はMacでもできましたから、MacBookとかの人も使えますよ〜。(私はMacで使用しています)


ステップ2PCにガーミンを接続

PCにガーミンを接続します。
接続は充電に使うUSBケーブルを使います。

PC側の端子がUSB-Cしかない方は、↑上の写真のような変換コネクタか、ハブなどを用意する必要があります。

あとは、直接ケーブルで繋がない方法も一応あります。スマホにConnectアプリをインストールして、スマホ経由でワイヤレスで転送することができます。スマホアプリの方も、メニューや操作は下記で説明するブラウザ版とそんなには変わりません。さらっと説明を書いておくと、スマホでConnectアプリを起動して、画面右下の三つのドットの詳細アイコンをタップ→トレーニングと計画→コース の順でタップするとで、PCのブラウザで作成した地図一覧が出ます。地図を選んだら画面右上の、スマホに矢印がついてるアイコンをタップすれば、スマホのConnectとInstictを同期した際に、地図をウォッチ側に転送してくれます。


ステップ3:gpxデータを用意(例 ヤマレコの山行計画)

さて、それでは実際に gpxデータを作成してみましょう。
このgpxデータというのがウォッチでコースのナビゲーションを行うためのデータになります。

gpxは「GPS Exchange Format」の略で、トラック(軌跡)やウェイポイント(地点情報)を記録することができるGPSデータフォーマットのことです。

ステップ4で説明する Garmin Connect でもルートを作成できますが、道路など特定の場所でしか作成きません。ここではより実践的に、自由にルートをひけるものを使用してみましょう。

フリーのアプリやソフトでも、 gpx データを作成して管理できるものがあります。ここでは、ネットで手軽に作成できる、「ヤマレコ」を利用する方法で説明します。

ヤマレコは、登山好きの集まるサイトで、マップから登山計画コースを作成したり、様々なサービスを提供しているサイトです。今回は、このヤマレコでgpxデータを作成します。

下記のヤマレコのウェブサイトへ、アクセスします。
https://www.yamareco.com/

初回は、新規ユーザー登録が必要です。有料プランもありますが、gpxデータを作成するだけなら、無料プランでもできます、今回は無料プランで行います。ヤマレコは、登山に特化したサイトなので、ちょっと使い方やメニュー操作に、クセがあります。焦らずゆっくり操作してくださいね。

さて、ヤマレコにログインしたら、「新規作成」をクリックし、ドロップダウンメニューから「山行計画を書く」を選んでクリックします。

今回は、市街地でのテストコースを作成するので、近場の適当な山を選んで地図を表示します。

地図が表示されたら、コースを作成します。テストコースを作って、散策をしてみたいと思いますので、そこら辺の場所へ、地図をドラッグしながら移動します。「自動入力」をオフにし、「手動入力」をオンにして、地図の上をクリックして線を引いていきます。この線がコースになります。完成したら、コース時間を適当に入れて、「保存」をクリックします。(手動の場合、この時間を入れないと保存できないみたいです、今回は15分とか適当に入れておきました。)

これでGPSのコースデータの設定はできました。あとは登山の方は適宜入力していってください。(この後は、登山についてのデータになるので、面倒臭い場合は画面閉じちゃっても良いです。私はうっかり画面閉じちゃって、ヤマレコのホームに戻ってしまいましたが、コースデータは残ってました。)

コース設定が完了したら、一旦ヤマレコのホームへ戻ります。
「マイページ」をクリックして、マイページを開きます。

「山行計画」をクリックします。

先ほどのコースを選択します。(ここでは、タイトルを省略したので「NO_TITLE」になっています。)

地図の右上の、「マップ機能」から「GPXファイルをダウンロード」をクリックします。

これで gpxファイルが手に入りました。

ヤマレコのインターフェースが独特なため、キャプチャが多いですが、手順としては、コース作ってgpxファイルを落としてきただけです。(ヤマレコは登山コースを作成することに特化しているためか、少々独特で分かりにくく感じるかもしれません。)


ステップ4:GarminConnectでgpxデータをウォッチへインポート

いよいよウォッチにgpxデータをインポートします。

GarminConnectにアクセスします。
注意:スマートフォンのConnectアプリではなくネットの方です

下記からウェブサイトへアクセスします。
https://connect.garmin.com/modern

初回の方は、アカウントでログインしてください。

左メニューの「トレーニングと計画」から、「コース」を選択します。

「データのインポート」をクリックします。

先ほど、ヤマレコでダウンロードしてきたコースの、gpxデータをドラッグドロップして、「開始」を選択します。

コースタイプを選択します、ハイキングにでもしておきましょう。

「保存」をクリックします。

コース名を入れます。ここで入れた名称が、ウォッチで表示されますので、分かりやすいものにしておきましょう。ここでは「散策テスト」といれました。

「デバイスに送信」をクリックします。

Garmin Expressは、この記事のステップ1でインストールしていますので、チェックを入れて「デバイスに送信」をクリックします。(※チェックを入れない場合は、スマホアプリ側とウォッチの同期後に送信されます。)

確認画面が出たら「Garmin Expressを開く」をクリックします。

これでスマートウォッチに、gpxデータが入りました。


ステップ5ウォッチでコースナビを使用します

いよいよウォッチでコースナビを使用します!

さあガーミンInstinctをつけて外へ出ましょう!!

Instinctの右上ボタン「GPS」をクリックし、右下ボタン「SET」をクリックして、「ナビ」を選択します。「コース」が表示されるので、選択して「開始」します。(メニューの選択に左側真ん中のボタンと左側下ボタンを使います。左真ん中ボタンで上に、左下ボタンで下に移動するのが、初めての方はちょっと戸惑いますね。)

ね、簡単でしょ。

試しにコースを回ってみましょう。きちんと位置を把握しています。モノクロの液晶で見た目がアレですが、方角が分かるので、これだけでもかなりの安心感があるものです。

試しにワザとコースアウトしてみましょう。

あ、ちゃんとオフコースって出ますね。ブブッてバイブレーションで教えてくれました。

コースに戻ってテクテク歩きます。

ゴール!!(ってほどの距離でもありませんが)

これを使えば、初めての場所でのランニングでも、安心して走ることができそうです。

では、また。

付録:ガーミンウォッチについて

下記、記事のガーミンウォッチ等の商品へのリンクです。(シリーズ全機種書くとキリがないので主要なもの(ジブンの気になるモノ)だけです)

GARMIN(ガーミン) アウトドアウォッチ Instinct
カラバリは7色あります。
私の使っているのはこのバージョンの色が Sea Foam のやつです。
Amazonの購入者レビューも詳しくて購入時に参考にさせていただきました。

ガーミン Instinct Crossover Dual Power Suica対応 ソーラー充電対応モデル(Dual Power) / ソーラー充電非対応モデル タフネスアウトドア GPS ウォッチ スマートウォッチ【日本正規品】
Instinctの中では異色のアナログ針仕様。
どうしても物理針が欲しいという方向けですね。
ソーラー充電タイプって欲しくなりますよね〜。

ガーミン(GARMIN) Instinct 2X / Instinct 2X Tactical Edition ソーラー充電でロングバッテリー タフネスGPSウォッチ Suica対応 睡眠モニタリング ストレス計測 アウトドア 耐熱 耐衝撃 フラッシュライト搭載 【日本正規品】
ゴツい版インスティンクト!w
もちっとケースの直径が大きいInstinctが欲しい!って人向け。
せっかくGショックルックなんだから、やっぱりゴツいの欲しくなります。
2個持ちなら欲しいけど、1個で普段使いもとなると普通の大きさを選ぶかなぁ。

GARMIN(ガーミン) Instinct 2 Dual Power Graphite 直径45mm Suica対応 タフネスアウトドア GPS ウォッチ 【日本正規品】 小
Instinct2のソーラー充電機能付きモデルです。
自分は次に買い替えるときは、たぶんコレかな、ええなぁ。欲しい〜❤️

追記:コースで地図を表示?!

なんとコースナビで地図が表示される!!この度とうとう epix Pro を購入したので、
地図を表示してのコースナビをしてみました、レポートは下記で〜す↓

epix Proのような地図の入ったガーミンなら、地図上で目的地をタップして、アクティビティの最中でもナビが使えたりすごく便利でした。その操作方法をアップしました。

追記2:

この記事を書いた時と最新の Garmin Connect は、画面などが少し変わっています、
下記に新しいキャプチャ画像を用いている記事がありますので必要に応じてご参照下さい。

その他、ガーミン記事はコチラ→→