まるでレンズキャップのようなレンズ! – 軽い機材は撮影機会を増やす

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「あぁ、カメラ持って来ればよかったなぁ」そんな風に思ったこと、カメラ好きなら何度か経験あるはず。高性能で大型なカメラとレンズは性能こそ良いのですが、荷物を減らしたいときには重量物は真っ先に除外されることに・・・

せっかく撮影欲をそそられるシーンに遭遇しても、そこにカメラがなければなんにもなりません。どんなに美しい瞬間も風景も、そこにカメラがなければ楽しさ半減、最近増えてきたコンパクトボディのカメラでも常用レンズがでっかい大砲だともはやコンパクトの良さどこよってなもんですよ。

そこで僕が使っているコンパクトな常用レンズをご紹介〜。もはやこれはレンズキャップという感じです、サンヤンの35ミリ、F2.8です!

じゃ〜ん。実は最近よく使っているα7IIIに、いっつもつけているレンズだったりします。

⬇️このカメラボディについては先日の記事でも詳しく書いています。(ニコンFレンズを使うために買いました。なぜZフォーマットじゃないかについては下記の記事にて。)

FレンズのためのフルサイズCMOSセンサーとして買っただけのαですが、コレが思いのほか使いやすく、もはやちょっとした撮影にはコレだけで良いんでないってほど、やはり軽さは正義ですね。もっともここでいうコンパクトは=(イコール)小さすぎないっていう意味もあります、僕の手のひらの大きさだとこの小ささが限界(笑)かな。(α7C系は小さすぎましたね、この機種でもたまにレンズとグリップの間に指がはさまるのに・・・)

さてサンヤンの35mm。軽い、薄い、そこそこ開けれる(絞り)、三拍子揃ったレンズです。しかもコレ、結構寄れるんです。最短撮影距離35センチ。これがどこくらいかっていうと、たとえばランチのときにテーブルを撮りたいとき、とっさに構えても身体を後へ引く必要がない距離です。ここまで書いたらお分かりでしょう。そう、このレンズは”ストレス”が無いんです。

重い、でかい、寄れない、開けれない(絞り)、そういうストレスが全部無い。あと、安い(笑)お財布にもストレスフリーです。

高性能レンズは確かに良いです、それは当たりまえです。でもそのために重かったり寄れなかったり、結構ストレスがあったりします。この日々のストレスにさらされる回数は、カメラを使用する頻度が高ければ高いほど実はものすごい回数になっているはずです。撮影回数が多ければその機動性の悪さがいつの間にか行動制限にまで及んでいたり、ぶっちゃけ持ち出す回数が減って撮る機会も減っていく始末。それってとってももったいない。だから仕事で勝負する絵を撮るためじゃなく、ストレスなく日常的に使いたいレンズ。それがこのレンズの位置づけ。こういうのって、長くカメラをやってればやってるほどありがたく感じます。

このレンズをつけた状態がどのくらい小さいかっていうと、ダボっとしたジャンパー、たとえばMA1のポケットなんかに入っちゃうくらい。僕はMA1じゃなくてCW45P派ですが、当然すっぽり入っちゃいます。これをαにつけてみたら、いかにカメラのレンズ込みのサイズ感によって行動制限がかかっていたかが分かりました。僕は明らかにこのレンズのおかげで、・・・っていうか、でかいレンズだと日常的には持ち歩かないせいで、カメラを持ち出す機会が減っていたんだと気付かされました。

私はこのレンズのおかげでカメラを持ち出す機会が増えました。

それにしてもソニーの純正の単焦点ってなんであんなにでかくて重いんだろう・・・
いや、FE 24-105mm F4 G OSS Gレンズとかも良いですよ、持ってますよ、でも普段使いでポケットにって思うと・・・ちょっとでかいかなぁ、ちょっと重いかなぁって思っちゃいます。

*この記事で紹介したレンズなど
(↓クリックでAmazonの商品ページが開きます、みなさんのレビューが役立ちました)

➡️SAMYANG 単焦点広角レンズ
AF 35mm F2.8 FE ソニーαE用 フルサイズ対応

➡️ソニー(SONY) フルサイズ ミラーレス一眼カメラ α7III
ボディ(レンズなし) ブラック ILCE-7M3

(※写真を下記へ後日追記予定です)