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母の知人の方から頂いたカメラです。(有り難うございます。m(_ _)m大切に使わせていただいております。)

機械制御で1/4000までのシャッターが可能、こういうメカニカルな仕様は大好きです。
バイクでのツーリングに持っていっていたRTSが、そろそろガタがきていたので、今後はこちらが旅の連れになってくれそう。少し遅いお正月の神社で数カット撮影してきました。そんなに枚数撮らないのでフィルムはまだカメラの中ですが、現像結果が楽しみです。

で、思ったのは、やっぱりいいですね、フィルムカメラ。
デジタルカメラだと撮影結果がある程度その場で見れる分、あぁ違う、これでも無い、とその場で試行錯誤ができる。だから心のイメージと結果画像の擦り合わせが撮影時に行われる。これが善し悪しで、その間、心に最初に描いたイメージが、すっかり結果にすり替わってしまう。

フィルムだと結果がその場で見れない分、帰ってきた後も「こんな感じで、あんな感じで撮ったはず。」という心の中の写真は豊富に残っています。

その代わり、心に描いた風な写真が残るとも限らないんですけどね。
心の翼をひろげてもっと自由になりたいときやリラックスしたい時なんかはフィルムの方が楽しく感じますね。

そんなわけで、イメージが枯渇してくると写真を撮ってても楽しくないので、たまにフィルムカメラでイメージの蓄積をしてます。

上の写真では旧Nikkorをなんとなくつけてますが、ISO100で撮ることが多い自分は普段は明るめの50mm F1.4のDタイプをつけて持ち歩いてます。Dタイプだと絞り値もファインダーから見えたりと、よくできてるなぁと感心。